銀座1丁目にある7県のアンテナショップが3月7日~9日の3日間、各県の酒を1杯ずつ試飲できるイベント「ぶらり銀座一丁目 春の酒まつり」を開催する。
同エリアのアンテナショップが連携して開催する同企画は今回が5回目。2012年秋に広島県の呼び掛けで、広島・山形・高知・沖縄の4県のショップが参加してスタート。2回目に茨城県、3回目には福井県が、今回は徳島県が加わり、「各県自慢」の春の新酒などを提供する。日本酒のほか薬味を使う「保命(ほうめい)酒甘酒」や梅酒、泡盛なども用意し、3日間で約700人の参加を見込む。
「広島ブランドショップTAU」(中央区銀座1)の村上祥平店長は「回数を重ねる中で、毎回このイベントを楽しみにしていただき、欠かさず参加してくださるリピーターの方も増えてきた。イベント当日にはスタッフがお客さまから『次はいつやるの?』と声を掛けられたり、『そろそろ、酒まつりの時期だが、日程はいつか』という問い合わせを各店で頂いたりもしている」と話す。
参加者は各店で購入した「酒まつりパスカード」(当日1,000円、7日まで発売の前売り券は900円。700枚限定、「ええもんあるでぇ徳島」ではカードを販売しない)を提示することで、各県の酒を1杯(約50ミリリットル)ずつ飲むことができる。また「各県自慢」のつまみも付く。
各店でパスカードにスタンプが押され、全ての店舗のスタンプがそろうと「広島ブランドショップTAU」が8日から行う空くじなしの抽選会に参加できる。
村上店長は「銀座は世界の一流ブランドが集まるエリアであるとともに、最近はふるさとショップの集積地としても注目されている。銀座1丁目のふるさとショップはショップ間の結束も強く、このエリア全体を盛り上げていこうと、さまざまな企画を行っている。この機会に銀座1丁目で各県自慢の特産品を手に取っていただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は、7日(プレオープン日)=17時~19時、8日=10時30分~18時、9日=10時30分~17時。