東京国際フォーラム(千代田区丸の内3)地下2階展示ホールで3月7日、「アートフェア東京2014」の一般公開が始まった。
同フェアは今回で9回目を迎える「国内最大」のアートイベント。毎年、国内外から数多くのギャラリーが集まり、ジャンルや時代を超えて作品を展示・販売する。今年は国内15都市、海外13都市から計180店が出展。古美術、工芸、日本画、近代絵画、彫刻、現代美術、写真、版画、映像作品などさまざまなジャンルのアートが集結する。昨年は3日間で4万4000人が来場。今年は4万~5万人の来場者数を見込む。
一般公開前日の6日に行われた「ファーストチョイス・オープニングプレビュー」も多くの来場者でにぎわい、展示作品にはプレビューの段階で購入されたことを示す赤いシールが多く貼られたブースもあった。
会場は梅原龍三郎、佐伯祐三、藤田嗣治らの作品が展示される「アーティスティックプラクティス」、現代美術画廊が「企画性の高いプロジェクトを展開」する「ジープラス」、ソウル、台北などアジアの現代美術ギャラリーが出展する「ディスカバーアジア」など、それぞれのテーマに沿ったセクションに分かれ、ほかに「文化庁メディア芸術祭」「日本芸術写真家協会」などの企画パートナーブースも。
開催時間は、7日=11時~21時、8日=11時~20時、9日=10時30分~17時。入場料は1-DAYパスポート=2,000円、3-DAYパスポート=3,500円。