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加賀谷優さんが手掛けた「無印良品」生活雑貨、有楽町店で展示

「無印良品-加賀谷優の仕事-」展の会場風景

「無印良品-加賀谷優の仕事-」展の会場風景

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 無印良品有楽町(千代田区丸の内3)2階の「ATELIER MUJI(アトリエ ムジ)」で9月19日、「無印良品-加賀谷優の仕事-」展が始まった。

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 同展では、無印良品が生まれた1980年代から現在に至る30年余りの間にプロダクトデザイナー・加賀谷優さんが手掛けた生活雑貨を紹介するもの。

 会場では、「クラフトステーショナリーシリーズ」「アルミ照明器具シリーズ 」、「敷布団が空中に浮いている様に見える寝るための道具」という「脚付きマットレス」、ポリプロピレンの収納ボックスシリーズ「PP収納シリーズ」、「スタッキングシェルフ」など30種類、147点を展示する。

 同アトリエシニア・キュレーターの鈴木潤子さんは「大量生産・大量消費の時代に消費社会のアンチテーゼとして誕生した無印良品は、その誕生当時、従来の『優れた感覚のデザイナーに力を借りた商品開発』とは違った新しいデザインの定義を商品にするために、商品自体が目立ちすぎず、謙虚でいながら斬新な精神を保ち続けるということに共感してもらえるインダストリアルデザイナーを探した」と話す。

 「今回展示する商品には、加賀谷優の『お客さまに押し付けることをしたくない』『誰がデザインしたかわからないデザインを目指したい』という思いが宿っている。クラフトステーショナリーシリーズやアルミの名刺ケース、 H型フレームの自転車、脚付きマットレス、PP収納シリーズなど、今でもご愛用いただける幅広い商品ばかり。 デザイナー本人によるキャプションもなかなか味わい深いので、ぜひご一読いただきたい。商品やデザインから、無印良品の変わらない思いをお伝えしたい」とも。

 開場時間は10時~21時。入場無料。11月16日まで。

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