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銀座で東北和綴じ自由帳展-東北の工房とクリエーター187人がコラボ

灘本唯人さんデザインの「東北和綴じ自由帳」

灘本唯人さんデザインの「東北和綴じ自由帳」

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 リクルートホールディングス(千代田区)が運営するクリエイションギャラリーG8(中央区銀座8)とガーディアン・ガーデン(銀座7)で11月26日、「CREATION Project 2014 187人のクリエイターとハンディキャップのあるつくり手の工房による『東北和綴(と)じ自由帳展』」が始まる。

和綴じ製本をしている様子

 「CREATION Project」は、多くの人たちにアートやデザインの楽しさを感じてもらうことを目指して1990年から始まった毎年恒例のチャリティー企画展で、両ギャラリーと交流のあるクリエーターがボランティアで制作した作品を展示・販売し、収益金を寄付してきた。

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 2009年から現在の名称となった同プロジェクト。2011年の東日本大震災以降は被災地域の産業を応援するために「東北での物づくり」とのコラボに絞り、「印染トートバッグ」(2011年)、「アロハシャツ」(2012年)、「石巻バッグ」(2013年)のプロジェクトを開催してきた。

 今回は、187人のクリエーターが冊子の表紙、表2(表紙裏)、表 3(裏表紙裏)、表4(裏表紙)をデザインし、東北の施設で働くハンディキャップのあるつくり手が一冊ずつ和綴じ製本する「自由帳」プロジェクト。

 糸で一つひとつ綴じていく和綴じ製本という伝統的な製本方法を用いることで、「東北から、人と未来を結ぶ」という願いを込めたという。

 参加するのは国内外の若手から浅葉克己さん、宇野亜喜良さん、永井一正さん、灘本唯人さんらのトップクリエーターまで187人。会場では各クリエーターがデザインした187種類の自由帳を展示し、1点900円で販売。完売した自由帳は、1,000円で予約注文を受け付ける。全作品を収録したパンフレット(540円)も販売する。

 売り上げから製作費や送料を引いた収益金は、「いわての学び希望基金」「東日本大震災みやぎこども育英募金」「東日本大震災ふくしまこども寄附金」に寄付される。

 同社リクルートクリエイティブセンター広報担当の小高真紀子さんは「東北のハンディキャップのある皆さんは、製本作業で表紙のデザインを傷めないよう、布を当てたり紙を挟んだりしながら、一つひとつ驚くほど丁寧に作業をしてくださっている。ぜひ会場で手に取ってご覧いただき、一人でも多くの方に、自由帳を使って東北を応援していただければ」と話す。

 開館時間は11時~19時。日曜・祝日休館。入場無料。12月20日まで。