銀座コリドー街に12月10日、「TORO TOKYO(トロ トーキョー)」(中央区銀座6)がオープンした。経営はミールワークス(港区)。
同店はメキシコ料理、ブラジル料理、ペルー料理などを提供する「ラテンレストラン」で、アメリカをはじめ、世界6カ国で36店舗の「ラテンレストラン」を展開するリチャード・サンドバルさんとの提携による第1号店。
平日はビジネスマン、土曜・日曜は観光客や銀座を訪れる買い物客をターゲットに想定する。店舗面積は約114坪で、席数は161席。
ミールワークスの小島由夫社長は「トロ トーキョーは、サンドバルと組む初めての店舗でフラッグシップになる。不景気から回復し元気を取り戻し始めた銀座のコリドー街の『玄関』として、そして地元に根付いた店にしたい」と意気込みを語る。
1階はカジュアルなカフェ&バー、2階はラテン料理を「コース仕立てでも」提供するレストランと分かれている。ランチタイムは1階では「タコス」(3個、1,100円)、「サラダランチ」(950円)、「チキン エンチラーダ」(1,200円)「チキン ファヒータ」(1,300円)、「TOROバーガー」(1,500円)などを提供。いずれもセヴィーチェ(魚介類のマリネ)、スープ、ドリンクが付く。
2階では、チョリソ、ポーク、ピカーニャ(ビーフ)、カジキマグロなどから2種類のメーンディッシュを選ぶことができ、前菜、セヴィーチェ、サラダ、パン、デザート、ドリンクなどが付くセットメニュー(2,500円)を提供する。
ディナータイムには「エビのセヴィーチェ」(1,100円)、「スパイシークラブ&ワカモレ」(1,400円)、「TORO チュラスコ」(5,500円)、「ファヒータ(チキンまたはシュリンプ)」(1,800円)などを用意する。
同店オープンのために来日したサンドバルさんは「銀座はニューヨークの5番街のようで気に入っている。ラテンフードというとメキシコ料理がイメージされるが、南米にはメキシコ以外にも魅力的な料理があることを皆さんに知っていただきたい。一つのテーブルで小皿料理を分け合って、いろいろな味を楽しむスタイルで堪能していただければ」と話す。
営業時間は、1階は11時~23時(ランチメニューは14時30分まで)、2階はランチ=11時~15時30分、ディナー=17時~23時。