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有楽町で「アートフェア東京」-30都市から140軒のギャラリーなど

「アートフェア東京」の昨年の様子

「アートフェア東京」の昨年の様子

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 東京国際フォーラム(千代田区丸の内3)地下2階展示ホールで3月20日、「アートフェア東京2015」の一般会期が始まる。

「アートフェア東京2015」に出展される、金氏徹平さんの作品「Ghost in the Liquid Room (lenticular)#8」

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 同フェアは2005年に始まり今回で10回目を迎える「国内最大」のアートフェアで、古美術、工芸、日本画、近代絵画、彫刻、版画、現代美術、写真、映像作品などを展示・販売。今回は国内外30都市から計140軒のギャラリーや企業・パートナーが出展。うち26軒は初出展となる。

 会場は古美術・工芸から近現代の作品を取り扱うギャラリーを集めた「ノースウイング」と現代アートに焦点を当てた「サウスウイング」に分かれる。

 ノースウイングには「美術館クラスの作品」も多く出品される予定で、エントランス付近には工芸や応用美術を取り扱うギャラリーを集め、「日本ならではの独特の技術に裏打ちされた豊かな表現を持つ作品をご覧いただけるよう」会場を構成した。

 サウスウイングの企画展示セクション「アーティスティックプラクティス」は「琳派はポップ/ポップは琳派」「ヴェネツィアがみた日本の現代アート」の2つのテーマで構成。

 「琳派はポップ/ポップは琳派」では、俵屋宗達と本阿弥光悦に始まり尾形光琳らによって発展を遂げ、現代に至るまで国内外のアートやデザインに大きな影響を与えてきた「琳派」の持つ「ポップ性」を切り口に、金氏徹平さん、コシノジュンコさん、しりあがり寿さん、山口藍さんら9人の作品を紹介する。

 「ヴェネツィアがみた日本の現代アート」では、「ヴェネツィア・ビエンナーレ」に参加実績のある日本人アーティストの中から「多様性の中の現在」「『もの派』から辿る20世紀」の2つのテーマを軸に、塩田千春さん、束芋さん、宮島達男さん、森村泰昌さんらの作品を紹介する。

 開催時間は、20日=11時~21時、21日=11時~20時、22日=10時30分~17時。入場料は1-DAYパスポート2,000円ほか。今月22日まで。

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