日比谷公園(千代田区日比谷公園1)で7月11日・12日、「アフリカ日比谷フェスティバル」が開催される。主催は神奈川県を中心にアフリカやアフリカにルーツをもつ国々の文化をテーマにしたフェスティバル開催を行ってきた「アフリカヘリテイジコミティー」。
アフリカヘリテイジコミティーが今年5月に開催した「アフリカンフェスタinズーラシア」のステージの様子
アフリカに受け継がれてきた文化やその魅力を伝え、アフリカに興味をもってもらうことを目的とする同フェスティバル。アフリカおよびアフリカにルーツをもつ世界各国の伝統文化、踊り、食文化、芸術、スポーツ、ライフスタイルなどを紹介する。
フードコートでは、30種類以上ブレンドしたオリジナルスパイスで味付けした「ヤサ・チキン」、調理用のバナナ(プランテーン)をマッシュして揚げたコロッケ風の「カラコロ」、「クスクス」「ケバブサンド」などを用意。
バザールではケニア・モロッコ・エジプトの輸入雑貨、ナイジェリアのハンドメードアクセサリーや民族衣装・雑貨、タンザニアの雑貨・衣類やティンガティンガ(絵画)、ガーナの伝統衣装などを販売する。
ライブステージには「アフリカヘリテイジコミティー」に所属するアフリカ出身のアーティストで構成される「アフリカヘリテイジグループ」のほか、アフリカンジャズバンドの「ザイオン・バンド」、アフロ・ブラジリアン・バンドの「アラウォドゥドゥ」、ムビラ(親指ピアノの一種)奏者のスミさんらが出演する予定。
このほか、アフリカの子どもたちの写真展「Smile of Africa(スマイル・オブ・アフリカ)」、必要経費を除いた利益が「アフリカヘリテイジコミティー」が行っている「学校をつくろうプロジェクト」などのために使われるチャリティーワークショップも開催する。
アフリカヘリテイジコミティー代表のトニー・ジャスティスさんは「アフリカの文化・ライフスタイルがすべてまるごと体験できるイベント。みんなで遊びに来て、本場のアフリカ文化を体で感じて楽しんでいただければ」と呼び掛ける。
開催時間は11日=10時~19時、12日=10時~17時30分。入場無料。雨天決行。