東京国際フォーラム(千代田区丸の内3)展示ホールで10月2日、「江戸・TOKYO 技とテクノの融合展2015」が開催された。主催は東京信用保証協会(中央区八重洲2)。
多くの来場者でにぎわった「江戸・TOKYO 技とテクノの融合展2015」
「中小企業・小規模事業者の事業の拡大・発展に貢献すること」を目的とした同フェアは今回で9回目。
伝統工芸、先端技術、環境・エネルギー関連、医療・福祉・健康関連、建設・住宅・セキュリティー関連、金属・機械、生活・サービス関連、IT・情報通信関連、食品製造・飲食関連など多様な業種の中小企業約270社のほか、支援機関13機関・団体が参加。12時頃には会場はビジネスマッチングの機会などを求める多くの来場者でにぎわいを見せた。
銀座経済新聞を運営するフェイバー(銀座1)もIT・情報通信関連エリアに出展。ブースで来場者の対応に当たった百足(むかで)顕士専務は「例年、個性的な企業が多く出展するフェアであることから来場者の期待も大きいのではと思い、出展を決めた。『Webサイト担当者さま、お一人で困っていませんか?』をテーマに掲げ、さまざまな課題をお持ちの来場者の方とお話をさせていただく中で、世の中には本当にさまざまな業種や業態・仕事があると感じ、企業にとっての助っ人、縁の下の力持ち的な存在として頼られるようにますます頑張っていきたいという思いを強くした」と話す。
長年、店舗開発に携わってきたという70代男性の来場者は「和紙や絹をガラスに挟んだ面白い素材を開発している会社など、いろいろなアイデアや商品・サービスに接することができ、有意義だった」と笑顔を見せた。