プランタン銀座(中央区銀座3)は12月15日、仏・プランタン社との商号・商標契約を来年末で終了し、店名の変更をはじめ、全面リニューアルを行うと発表した。2017年3月のリニューアルオープンを予定する。
同館は当時のダイエーが仏・プランタン社と結んだロイヤルティー契約を元に1984(昭和59)年に開業。現在の株主は読売新聞東京本社(千代田区)と三越伊勢丹(新宿区)で、店舗面積は約1万5000平方メートル。今年2月期の売り上げは157億円。
開業当時に比べて、訪日観光客が大幅に増加するなど銀座エリアの商業環境が大きく変化したことと、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに合わせて同エリアの再開発が進むことなどから、新たな事業展開を図ることにしたという。