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日比谷で祖父江慎さんのブックデザイン展 全ての装丁本を展示

祖父江慎さんが装丁を手掛けた夏目漱石の「心」(岩波書店・2014年)

祖父江慎さんが装丁を手掛けた夏目漱石の「心」(岩波書店・2014年)

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 千代田区立日比谷図書文化館(千代田区日比谷公園1、TEL 03-3502-3340) 1階特別展示室で1月23日、「特別展 祖父江慎+コズフィッシュ展:ブックデザイ」が始まる。

祖父江慎さんが装丁を手掛けた吉田戦車さんの「伝染るんです。」(小学館・1990年)

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 祖父江慎さんは1959(昭和34)年、愛知県生まれのグラフィックデザイナー。工作舎などを経て1990年にコズフィッシュを設立。人文書・小説・漫画などの書籍の装丁やデザインを幅広く手掛けている。近年は展覧会のアートディレクションを手掛けることも多い。

 同展では祖父江さんとコズフィッシュが装丁を手掛けた約2000冊の本全てを前・後期に分けて展示する。

 このほか、夏目漱石の「心」「吾輩ハ猫デアル」の新装版の制作プロセスを紹介するコーナーや、本造りのさまざまな工程を紹介する展示「本の実験室」も展開する。

 会期中、祖父江さんと出版社の編集・制作者やグラフィックデザイナーとのトークイベントなどの開催も予定する。

 開室時間は10時~20時(土曜は19時まで、日曜・祝日は17時まで)。2月15日、3月21日は休館。観覧料は一般300円ほか。3月23日まで。

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