銀座三越に大阪すしの老舗「吉野寿司」-関東初登場

関東に初登場する大阪すしの老舗「吉野寿司」の店舗イメージ図。「大阪の店舗に合わせた内装」になる。

関東に初登場する大阪すしの老舗「吉野寿司」の店舗イメージ図。「大阪の店舗に合わせた内装」になる。

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 銀座三越(中央区銀座4、TEL 03-3562-1111)地下2階に3月1日、大阪すし「吉野寿司」がオープンする。

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 吉野寿司は1841年大阪・船場に創業、3代目の吉野屋寅蔵さんがタイやエビ、アナゴなどを用い、すし飯に工夫をした箱ずしを考案したことから箱ずし発祥の店といわれている老舗すし店。以来160年以上に渡り、握りで知られる「江戸前」に対し、箱すしや押しずしなどの「大阪すし」を提供している。同店が関東に常設店として出店するのは今回が初。店舗面積は10坪で、「大阪の店舗に合わせた内装」(同店広報担当者)になるという。

 箱ずしは重石のかわりに両手で「漬ける」手法を取り、二寸六分(8.5センチ)の押し型にタイ、アナゴ、こけらずし(厚焼き卵とエビ)を別々に漬け、6等分したものを2切れずつ組み合わせて1枚にしたもの。酢の物、蒸し物、焼き物、煮物が入り「二寸六分の懐石」と呼ばれている。

 メニューは、「箱」(1枚=1,628円~)、高野豆腐やかんぴょう、三つ葉をノリで巻いた「巻寿司」(1本=609円)、タイやサバ、アナゴを使った「棒寿司」(1本=1,785円~)、刻んだ焼きアナゴやシイタケを混ぜたすし飯を袱紗卵で巻いた「袱紗」(1個=683円~)など。

 銀座三越には「知床鮨」「寿司岩」などが出店しているが「大阪すしの店舗がないので出店してほしいとお願いし実現した」(同広報担当者)という。

銀座三越

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