和光ホール(中央区銀座4)で7月29日から白鳥真太郎さんの写真展「貌(かお)・KAO II 白鳥写真館 これから…」が始まる。
白鳥さんは長野県松本市の「白鳥写真館」の4代目として生まれ、資生堂宣伝部写真部などを経て白鳥写真事務所を設立。現在は日本広告写真家協会(APA)会長などの役職にも就いている広告写真家。
会場では今月発売される写真集「貌・KAO II 白鳥写真館 これから…」に収録された北野武さん、夏木マリさん、笑福亭鶴瓶さん、伊武雅刀さん、桐野夏生さん、隈研吾さん、中村修二さんらのポートレート100点を展示する。
白鳥さんは「今回展示するポートレート作品群はおよそ3年の歳月をかけて撮影した。『アラウンド団塊』と呼ばれる1945(昭和20)年から1954(昭和29)年生まれの、敗戦から立ち上がり現在の日本を形作ってきた、日本が誇る『達人』たちが被写体。芸術、文化、学術などさまざまなフィールドの第一線で今もエネルギッシュに活動を続けている人たちの『貌』が語る魅力と力強さは、見る人に元気と勇気を与えてくれることと思う」と話す。
会場では通常4,860円の同写真集を4,500円で販売する。「写真集には撮影時に各人の『これから』を語っていただいたコメントも掲載されている。ぜひ、お手に取っていただければ」
開催時間は10時30分~19時(最終日は17時まで)。入場無料。8月7日まで。