アンリ・シャルパンティエ（本社＝兵庫県芦屋市）は3月1日より、銀座本店（中央区銀座2、TEL 03-3562-2721）で「野菜」をキーワードにした春夏限定の新作デザート3品を発売する。

　同品は、パティシエ、クリストフ・フェルデールさんとの季節限定コラボレーションデザート「クリエイション」の新作。

　「メリ・メロ」（写真）は下からクレーム・カタラーヌ（生クリーム、牛乳、卵黄、グラニュー糖、レモンのセミコンフィ、シナモンをあわせてゼラチンで固めたクリーム）、ルビーグレープフルーツの果肉とソルベ（シャーベット）、バニラビーンズを加えたオリーブオイル、バルサミコでレタス、サニーレタス、チコリなどをあえサラダ仕立てにした野菜に、シナモンシュガーをかけたものが入り層になったグラスと、キプフェル（オーストリアの伝統菓子の三日月型クッキー）が添えられたプレートから成るデザートで、グラスの中身を混ぜて食べる。

　「今どきの結びつき」を意味する「マリアージュ・ドジュルデュイ」は、クレーム・ショコラの上にフランボワーズ、レモン、クミンで味付けした赤と黄色ピーマンのコンフィを配置、その上にフランボワーズのソルベを載せチョコレートプレートを飾ったもので、プレートにはシャルロット型のチョコレートケーキが添えられた「チョコレートとフランボワーズの定番の組み合わせにピーマンの甘味と食感がアクセントになった」（同社）デザート。

　「ルージュ・エヴィダンス」はトマトにフルーツの風味を加えたガスパチョにスライスしたイチゴを積み、「フレッシュなイチゴのみを使用した」（同社）ソルベ（シャーベット）を載せ、ケシの実とともに焼き上げたバゲットが飾られたもの。価格はすべて1,260円。

　同社広報担当者は新作デザートについて「野菜がテーマになったデザートは今回が初」と話している。同品はメゾン（兵庫県芦屋市）と日本橋高島屋店でも提供される。8月31日まで。

アンリ・シャルパンティエ