「キハチ」出身者が京橋に鉄板焼き業態-スタンディング席も

「京橋BRICKS」店内の様子。白と茶を基調にし、カウンター頭上の絵画を生かす内装が特長。

「京橋BRICKS」店内の様子。白と茶を基調にし、カウンター頭上の絵画を生かす内装が特長。

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 飲食店を手がけるJFKダイニング(中央区銀座2)は3月1日、同社初の店舗となる鉄板焼き業態「京橋BRICKS(ブリックス)」(中央区京橋3、TEL 03-5647-6800)を、京橋・柳通り沿いにオープンした。

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 同社は、キハチアンドエスで同期だった小林純一さん、渋谷和久さん、藤井直秀さんが設立。小林さんと藤井さんは11年間マネジメントを担当、渋谷さんはシェフのほか、フードプロデュースにも携わっていた経験を持つ。「炭焼きか鉄板焼きの店舗を考えており、お客様へのパフォーマンスやさまざまな素材を提供できメニューが幅広いことから鉄板焼き業態をオープンした」(小林さん)という同店は「厳選食材の鉄板焼きをカジュアルに楽しめるワインダイニング」がコンセプト。

 店舗面積は約12坪で、カウンターを8席、ハイテーブルを5卓配置しスタンディングにも対応。店内は白と茶を基調に絵画を生かす落ち着いた色調でまとめ、カウンター頭上にある「大陸・人・海・緑」などを色彩鮮やかに描いた絵画がアクセントになっている。カウンターキッチンには野菜や魚介類など、その日に入荷した旬の食材をディスプレーする「ネタケース」を設置した。

 メニューは、千葉県・千倉からその日に採れたものを直送しているため日によって魚が異なるという「千倉産鮮魚のカルパッチョ」(840円)、旬の野菜を焼き上げる「浅野農園、こだわり野菜盛り合わせ」(1,200円~)、「大分牛ホルモンと野菜炒め BBQソース」(630円)、1日限定6人前を用意する「槍烏賊肝ソース焼き」(840円)、「国産牛ロース肉120g」(2,310円)など。このほか、丼ものなども提供。アルコールは「お客様と話してその日に3、4種類のワインからグラスワインを用意する」という。赤・白ともグラスワインは500円~1,000円、ボトルは3,150円~。客単価は3,500円~を見込んでいる。

 店名の由来について小林さんは「れんがという意味と、『BRICs(ブリックス。経済成長が著しいブラジル・ロシア・インド・中国の4カ国の頭文字を取った造語)』から今後の発展を願って付けた」と説明し、今後の同社展開について「目が行き届く大きさとして20坪までの店を考えており、この程度の大きさの飲食店を展開していきたい。業態が違う店舗も視野に入れているほか、店舗プロデュースやメニュー開発など総合的な展開も考えている」という。

 営業時間は平日=17時~翌2時、土曜・祝日=17時~23時。日曜定休。

京橋BRICKS

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