「ギャラリー58」(中央区銀座4)で現在、「2次元×3次元 秋山祐徳太子・池田龍雄・田中信太郎・吉野辰海による平面と立体の新作展」が開催されている。
(左から)吉野辰海さん、池田龍雄さん、秋山祐徳太子さん、田中信太郎さん
1940年代~1950年代に活動を始め現在も作品を発表し続ける、秋山祐徳太子さん(81歳)、池田龍雄さん(88歳)、田中信太郎さん(76歳)、吉野辰海さん(77歳)の4人のベテランアーティストが一堂に会する同展。合計52点の出展作品は全て新作だ。
秋山さんは「イカ」を題材にした「ブリキ絵画」と「ブリキ彫刻」を、池田さんは「場の位相シリーズ」などの絵画作品を、田中さんは「余白の形而情」のシリーズ作品などを、吉野さんは長年テーマにしてきたという「犬」を題材にしたドローイングと立体作品を出展する。
同ギャラリーの長崎裕起子さんは「日本の戦後美術史に重要な足跡を残してきた4人のアーティストの作品を見ることができる貴重な機会。ぜひ足を運んでいただければ」と話す。
開廊時間は12時~19時(最終日は17時まで)。日曜休廊。入場無料。2月4日まで。