大手町・丸の内・有楽町エリアで5月4日~6日、日本最大級のクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 『熱狂の日』音楽祭2017(以下、LFJ)」が開催される。主催は東京国際フォーラム(千代田区丸の内3)。
過去の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭」開催の様子 ©teamMiura
「ラ・フォル・ジュルネ」は1995年、フランス西部の港町ナントで「クラシックの民主化」を掲げてスタートしたクラシック音楽祭。世界中からアーティストが集まり、1公演当たり約45分間のコンサートを低料金で楽しむことができる。
日本では2005年から毎年、ゴールデンウイークに開催され、今までに延べ726万人の観客が来場した。
13回目となる今回のテーマは「ラ・ダンス 舞曲の祭典」。「舞曲」と「リズム」を切り口に、宮廷舞踊や民俗舞踊のスタイルを取り入れたショパン、シューベルト、チャイコフスキーらの有名な楽曲や、ジャズ、ロック、ワールド・ミュージックに触発されたバルトーク、ストラヴィンスキーらの作品に加え、タンゴやフラメンコ、和太鼓やジャズなどのプログラムもラインアップされる。
東京国際フォーラム事業推進部の熊澤佐知子さんは「今年の有料公演は東京国際フォーラム内のみで開催するので、公演と公演の間の移動時間を心配することなく、LFJの醍醐味(だいごみ)である『公演のはしご』を楽しんでもらえるのでは」と話す。
「超名曲から、なかなか生では聴けない曲まで、さまざまなジャンルのクラシック公演はもちろん、屋台、限定ショップ、無料コンサートなどのお楽しみも満載の『フェス』。クラシックが好きな方も、あまりなじみのない方も、お気軽にお越しいただければ」と呼び掛ける。
スケジュールやチケットなどの詳細はホームページで確認できる。