銀座・京橋などの画廊で7月24日から、40歳以下の現代美術作家の個展を同時開催する「新世代への視点2017」が始まる。
西村卓さんの作品 「DREAMS - 君と僕が今ここで生きるということ -」(ギャラリイK)
「銀座エリアのギャラリーで、若手作家を盛り上げていこう」と1993年に始まった同企画は今回が18回目。
参加する「ギャラリー58」(銀座4)の長崎裕起子さんは「普段画廊に行き慣れない、初めての画廊には入りにくいという方にも気軽にアートを鑑賞してもらえるイベント。同時期にたくさんの個展を見ることで画廊ごとのカラーを知ることができ、各画廊の『一押し作家』の作品に触れられるのが特徴」と話す。
ほかに「ギャラリーなつか」(京橋3)、「コバヤシ画廊」(銀座3)、「ギャラリイK」(京橋3)、「ギャルリー東京ユマニテ」(京橋3)、「藍画廊」(銀座1)、「ギャラリーQ」(銀座1)、「GALERIE SOL」(銀座1)、「ギャラリー川船」(京橋3)など合計10画廊が参加し、絵画・陶・立体・ガラス・インスタレーションなどさまざまな作品を展示する。
今回は新たな試みとして、購入代金が10%引きになるなどの特典があるスタンプラリーや、高校生を対象とした「アートフルに迫ろう!高校生が行くギャラリーツアー」も開催される。
開催時間は11時30分~19時(最終日は17時まで)。日曜休廊。入場無料。8月5日まで。「gallery21yo-j」(世田谷区)は開催日時が異なる。