松屋銀座(中央区銀座3)8階イベントスクエアで現在、「大くまモン展」が開催されている。
「ファッションデザイナー 田山淳郎さんデザインのコート」©2010熊本県くまモン MIYAI OFFICE 発行=毎日新聞出版
「くまモン」は熊本県のPR活動のキャラクター。現在は同県の「営業部長兼しあわせ部長」として、アジアや欧米(おうべい)でも使われている。
同県では昨年4月の熊本地震の影響で今も多くの人たちが避難生活を送り、復旧のめどが立っていない地域もある。
同展は「くまモン」を通して同県の現状を伝えるとともに早期復興を願い、支援を募ることを目的とするもの。入場料は無料で、会場内にはくまモンをデザインした募金箱を設け、熊本地震義援金として寄付する。
会場では、くまモンが着用した衣装やくまモンが同県をはじめ海外の観光名所を訪問した際の写真など約150点を展示する。物販コーナー「くまモン商店」では、ぬいぐるみ(3,219円)やマグカップ(1,080円)、メガネケース(1,383円)など、展覧会オリジナルグッズを含む約600点を販売する予定。
同館「大くまモン展」担当の道上恵介さんは「松屋銀座限定の企画として、熊本の復興支援に賛同した松屋の10ブランドがくまモンとコラボレーションする。各ブランドの洋服や小物をまとったオリジナルくまモンを、展覧会場と松屋銀座各階に特別展示するほか、館内ワードラリーを開催しプレゼントもご用意する」と話す。
開催時間は10時~20時(最終日は17時まで)。入場無料。12月28日まで。