コミュニケーションギャラリーふげん社(中央区築地1)で2月20日から、木版画家、宇田川新聞(うだがわしんぶん)さんの個展「本と木版画の休憩室」が始まる。
店主の関根史さんは「書籍や雑誌からテレビまで活躍の場を広げる人気女性版画家、宇田川新聞さんの、少し懐かしくどこかあたたかい、優しさあふれる作品世界を堪能できる展示」と話す。
宇田川さんがライター・編集者の南陀楼綾繁(なんだろう・あやしげ)さんの新刊「本好き女子のお悩み相談室」の装画と挿絵を担当していることから、同書の刊行を記念し、今回の個展が開かれることになった。
会場では同書に使われた作品をはじめとする作品約65点を展示するほか、2月24日と3月3日の14時~16時にはワークショップ「宇田川新聞の木版画教室~しおりを摺(す)ろう」(参加費=1,000円)を開催する。
「Tシャツ」(2,500円)、「ポストカード」(200円)、「オリジナルマスキングテープ」(500円)、「展覧会記念の木版画オリジナルマッチ」(1,200円)などの「宇田川新聞オリジナルグッズ」販売も。
関根さんは「ワークショップでは、作家本人から刷り方を教えてもらって、自分だけのしおりを作れる。来場の記念にしていただければ」と呼び掛ける。
開廊時間は12時~19時(土曜は17時まで)。日曜・月曜休廊。3月3日まで。