ノエビア銀座ギャラリー(中央区銀座7)で現在、「紫舟(ししゅー)展 『書、立体への挑戦』」が開催されている。
紫舟さんは書家(しょか)・アーティスト。書画・彫刻・メディアアートなども手掛け、作品はNHKの大河ドラマ「龍馬伝」、美術番組「美の壺(つぼ)」などに使われたほか、海外で多くの賞を受賞している。
会場では「書の立体彫刻」である「翔」をはじめ、伊藤若冲や鈴木其一にインスパイアされて描いたという絵と文字を融合させた書画など13点を展示。
ノエビア(港区)カウンセリング事業部宣伝企画グループ課長代理の鈴木準子さんは「紫舟さんは書家として研さんを積む中で、書に『意思を吹き込む』にはどうしたらいいかと考え、『書を立体化する』という挑戦を始めたアーティスト。お客さまにとって初めて出合うカテゴリーの作品だと思うので、来場して体感していただければ」と話す。
開催時間は10時~18時(土曜・日曜・祝日は17時まで)。入場無料。6月8日まで。