5月1日より日本で「世界最速」公開される映画「スパイダーマン3」にフォーカスしたイベントが、ソニービル(中央区銀座5、TEL 03-3573-2371)で行われている。
2004年に公開された「スパイダーマン2」から3年、日本で世界に先駆け公開されるスパイダーマン3は、黒い液状の物体がスパイダーマンの体に取りつき黒いスパイダーマンとなった主人公の葛藤(かっとう)などを描いたストーリー。同イベントは、同作キャンペーンの一環として行われているもの。
屋外イベントスペース、ソニースクエアではトラス(三角形をつないだ骨組み構造)を用い、同キャラクターのパネルと幕、ワイヤーで作られたクモの巣で世界観を演出。8階コミュニケーションゾーン、オーパス手前に位置するホワイエでは、同映画主人公のピーター・パーカーがフリーカメラマンとして勤務している「The Daily Bugle(デイリー・ビューグル)紙」をクモの巣状のネットに展示。オーパスでは、200インチの画面で映画トレーラー(予告編)や制作過程の映像を公開するほか、制作過程で使用されたストーリーボードや、スパイダーマン2からMJことメリー・ジェーンがモデルとして起用された香水のポスター、スパイダーマンのマスクが破けるまでの動きを描いたスケッチなど48点、六本木ヒルズで開催されたワールドプレミアの写真30点も展示している。
28日からはセットの設計図(ブループリント)やピーター・パーカーの親友の父親が怪人となったゴブリンの乗り物「スカイスティック」のデザインスケッチなどグラフィック18点、ワールドプレミアゲストの直筆サイン入り写真7点を追加する予定。
期間中、同ビル1階の「パブ・カーディナル」や7階イタリアンレストラン「サバティーニ・ディ・フィレンツェ」では同映画にちなみ、赤と黒にこだわったメニューを提供するほか、1階「スズキフロリスト」は赤と黒を取り入れた花束を取り扱うなど、同ビル各所を使って新作「スパイダーマン3」をアピールする。5月6日まで。