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日比谷図書文化館で講座「温泉~江戸の湯めぐり~」 人と温泉の関わり紹介

1811(文化8)年の箱根温泉の案内書「七湯集(しちとうしゅう)」(国立公文書館蔵)

1811(文化8)年の箱根温泉の案内書「七湯集(しちとうしゅう)」(国立公文書館蔵)

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 「展覧会への入口講座Vol.27 温泉~江戸の湯めぐり~」が2月15日、千代田区立日比谷図書文化館(千代田区日比谷公園1)地下1階の日比谷コンベンションホール(大ホール)で開催される。

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 国立公文書館(千代田区)で1月26日に始まる企画展「温泉~江戸の湯めぐり~」の内容を中心に、主に江戸時代の関連資料を解説し、人と温泉の関わりを紹介する。

 日本近世史が専門で江戸幕府の図書館とされる「紅葉山文庫」についての研究を行っている、独立行政法人国立公文書館統括公文書専門官室調査員の高橋喜子(のぶこ)さんが講師を務める。

 高橋さんは講座内容について、「温泉の薬用効果は古くから知られ、温泉に入浴して病気を治療する湯治(とうじ)も古代から行われてきた。江戸時代には名所図会・紀行文などを通して情報が広く流布し、多くの人々が温泉地を訪れた。当初は湯治客を中心としていた温泉地は、次第に湯治場から行楽地へと変わっていった」とコメントする。

 開催時間は19時~20時30分。参加費は500円。定員200人。

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