銀座通りの新しい街路樹「カツラ」が芽を吹いた。
銀座通連合会(中央区銀座4)は国土交通省東京国道事務所と共に「緑陰と憩いの場所づくり、美しい景観づくり」をコンセプトとする「世界に誇る街並みづくり」の検討を重ねる中で、その一環として、来年の東京オリンピック・パラリンピックまでに銀座通りの街路樹をイチイから高木のカツラに替えることを決め、昨年から植え替えを進めてきた。
今年1月末には植え替えが完了し、銀座通り1丁目~8丁目の西側・東側に136本のカツラの木が並んだ。
カツラは日本原産で病害虫に強いことに加え、春は若葉の黄緑色、夏は端正な樹形と爽やかな緑陰、秋は黄葉、冬は裸木の樹形が美しく、イルミネーションの効果も得やすいことが選定の理由だという。
銀座通連合会の担当者は「新しい街路樹によって銀座通りはますます美しく、潤いにあふれた魅力的な通りになる。季節の移り変わりを感じながらゆっくりと銀ぶらを楽しんでいただければ」と話す。