「中原淳一原画展 中原淳一のスタイル」が現在、ノエビア銀座ギャラリー(中央区銀座7)で開催されている。
中原淳一は昭和初期に少女雑誌「少女の友」を舞台に画家として活躍した後、1946(昭和21)年に女性誌「それいゆ」を創刊。同誌や「ひまわり」「ジュニアそれいゆ」などの発行を通して、太平洋戦争後の多難な時期を生きる当時の女性たちにとってのカリスマ的な存在となる。
雑誌編集のほかにもファッションデザイナー、人形作家などとしても活躍した。
同展では雑誌のためのスタイル画の原本14点や「それいゆ」などを展示。1954(昭和29年)年・1956(昭和31年)年に発行された「それいゆ」の復刻版は、実際に閲覧できる。
開催時間は10時~18時(土曜・日曜・祝日は17時まで)。入場無料。5月31日まで。