「静岡県地酒まつり in Tokyo 2019」が9月1日、東京交通会館(千代田区有楽町2)12階のダイヤモンドホールで開催される。主催は静岡の蔵元の「若手」で組織する「静岡県酒造組合 静酉会(せいゆうかい)」。
昨年は20代から60代まで幅広い年代の参加者600人でにぎわったという同催し。22回目の今回は「白隠正宗」の高嶋酒造、「正雪」の神沢川酒造場、「磯自慢」の磯自慢酒造、「開運」の土井酒造場など、静酉会の16の蔵元が参加。会場で配布する2.5勺(しゃく)のおちょこで、100種類の地酒を好きなだけ飲むことができる。各ブースではカツオやサクラエビの煎餅、ちりめんじゃこなど、蔵元が選んだ、酒に合うつまみも提供する。
現在、入場券(2,500円・限定700枚)をインターネット上で販売している。定員になり次第受け付けを終了し、当日券の販売は行わない。
萩原知令実行委員長は「静岡県は大小河川や富士山・南アルプス等の山々からの伏流水も豊富で、酒造りに欠かすことのできない良質な水に恵まれている。酒造会社は全国に先駆けて米の高精白化や、冷蔵設備・最新の酒造設備の導入に取り組むなど酒質の向上に努めてきたが、それは自動化や大量生産のためではなく、ただ『高品質な酒を造る』という思いから導入したもの」と話す。
「今でもその仕事のほとんどは手作業であり、蔵元の思い、杜氏(とうじ)や蔵人たちの技術・経験・感性がそのまま酒に映りこんでいる。そんな静岡のお酒が東京で一堂に会する、年に一度のイベントにお越しいただければ」とも。
開催時間は14時~16時30分。