NPO法人築地食のまちづくり協議会が、年末に築地場外市場を訪れる買い物客に向けた「場外市場お買い物大作戦 5箇条」を発表した。
「築地のにぎわいや伝統などの維持継承はもちろん、多くのお客さまに年末の築地を楽しんでいただけるように」と同協議会がまとめた「5箇条」は、「其(そ)の一.12月上旬に『下見』と『予約』をしましょう。」「其の二.『お歳暮』『お年始』『帰郷土産』は、築地で!」など、買い物前の情報収集・事前準備の大切さや効率的な「買い回り」の方法といった情報が盛り込まれている。
築地食のまちづくり協議会事務局の鈴木孝夫さんは「中央卸売市場の豊洲移転で不安もあったが、業務向けの買い出し人のお客さまや観光のお客さまも増えてきており、今年の年末も例年と変わらぬにぎわいが期待できると思う。例年は26日ごろから徐々にお客さまが増え、28~30日がピーク。今年は29日の日曜も特別営業するので、狙い目かも」と話す。
「来年以降は朝から夜まで楽しめる街になるよう、地元地域の方が気軽に日常使いしやすい環境の整備に街全体で取り組んでいきたいと考えている」と鈴木さん。「『お買い物大作戦 5箇条』を参考に、築地の厳選食材をご堪能いただければ」と呼び掛ける。