「サーモス 頑張りすぎない スープジャーお弁当教室」が11月27日、「Studio +G Ginza(スタジオ プラスジー ギンザ)」(中央区銀座7)で開催された。主催はステンレス製魔法瓶や真空保温調理器などの製造・販売を手掛けるサーモス(港区)。
同社が今年10月、「働く女性」をターゲットに実施した「増税とランチに関する意識調査」によると、7割の人がランチ代の節約方法として「手作りのお弁当を持参」と回答した。一方、4割の人には「面倒くさい」「時間がかかる」などの理由で弁当作りを続けようと思いながら挫折した経験があり、「時間と手間」が弁当作りを続ける上での大きな課題になっていることが分かった。
弁当教室では、働く女性の弁当作りに関する悩みを、高い保温力で保温調理ができ、昼にも温かい弁当が食べられる真空断熱スープジャーを使って解決する方法を提案しようと開催したもの。
当日は料理家・弁当コンサルタントの野上優佳子さんと一般社団法人フードサルベージ代表理事の平井巧さんが講師を務め、野上さんがスープジャーを使った弁当のメリットやスープジャーを使って簡単に作れるレシピとポイントを解説。その後、参加者が「トマトとパンのチーズスープ」を実際に調理した。
ほかに持ち歩きの時間で保温調理されて完成する「じゃこでだし要らずのおかゆ」、さばの缶詰を使った「サバチゲ」も紹介。試食時には平井さんがフードロス問題について話したほか、サーモス製品が当たる抽選会も行われた。
参加した30代女性は「短い調理時間で簡単に料理を作ることができた。調理時には固めだったブロッコリーも、食べる時には保温調理されていておいしく食べられた。日常的にお弁当を作っているので、今日のレシピをまた自宅で作ってみたい」と笑顔で感想を述べた。