整備が進められていた「銀座一丁目認可保育所等複合施設」、中央区立水谷橋公園、中央区立水谷橋公園内公衆便所(以上、中央区銀座1)の供用が4月1日、始まった。
複合施設の延べ床面積は1599.37平方メートル。1階から3階は認可保育所の「まなびの森保育園銀座」で、一時預かり保育も行う。
1階に位置する公衆便所は24時間利用でき、下部に汚水貯留層を設置することで、災害時対応トイレとして整備した。
「立体都市公園制度」を活用した水谷橋公園は複合施設の屋上部分にある。公園中央には天然芝の広場を配置し、広場には緩やかな起伏を設けることで立体感が感じられる空間に。改修前の水谷橋公園にあったしだれ桜を移植・復元したほか、秋の紅葉など四季の変化が楽しめる多様な樹種を植栽した。
公園について、中央区環境土木部水とみどりの課長の池田大介さんは「都会にある貴重な緑の空間に親しんでいただくとともに『子どもの遊び場』『地域住民の憩い、交流の場』『就業者、来街者の休憩の場』などさまざまな楽しみ方で利用してほしい。緑の芝生と青い空、屋上にできたリラックス空間を利用いただければ」と話す。
中央区立水谷橋公園の利用時間は7時~21時。