レストラン「HESTIA GINZA(ヘスティア ギンザ)」(中央区銀座7、TEL 03-6281-4888)がオープンして1カ月がたった。
創業60年の住宅メーカー「大倉」(大阪市)が、住環境だけでなく「食」も通じて豊かな暮らしを演出する新プロジェクトとしてオープンした。店内は、かまどが見えるオープンエリアにカウンター席を含む26席と8人、4人、2人で利用できる個室がある。
鈴鹿山脈で飼育する自社ブランド牛「近江大倉和牛」をまき火で焼き上げた料理や、「UMAMIスープ」、スープに入れて食べるキノコや野菜の盛り合わせなどを含むコース料理を提供する。コース料理は、「セレスコース」(8,000円)、「ヘスティアコース」(1万2,000円)、「ゼウスコース」(1万5,000円)の3種類。同店マネジャーの柿沼拓弥さんによると、まき火で焼き上げることで、肉などは外側がカリッとした食感になり、まきに含まれる水分が蒸気となって肉を包み、中はジューシーに焼き上がるという。「UMAMIスープ」は、福島のかつおや昆布を使った「海のスープ」、乾燥キノコと竹炭でだしを取った「山のスープ」、こうじを使った「畑のスープ」の3種類を用意する。
柿沼さんは「料理や店のビジュアルが好評を得ている。銀座に親しみのある方が来店している」と話す。
営業時間は17時~23時。