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創業400年の銀座萬年堂本店が銀座7丁目に新店舗 喫茶スペース併設

新店舗の店内

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 和菓子店「銀座萬年堂本店」(中央区銀座7)が銀座5丁目から移転オープンして1カ月がたった。

蒸籠で蒸して提供する「御目出糖」

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 1617年に京都で創業し、明治の遷都に合わせて八重洲に移転、その後震災・戦災で銀座に移転した同店。8月21日に銀座5丁目での営業を終了し、9月11日に銀座7丁目での営業を始めた。新店舗では喫茶スペースを併設した。

 喫茶スペースでは、生菓子とお茶をコースやセットで提供する。同店限定のメニューとして、きな粉、あんわらび、黒糖蜜を練り上げた「あん蕨(わらび)餅」(1,990円)を用意。コースには、ほうじ茶や抹茶、干菓子が付く。

 小豆あんに餅粉や米粉を混ぜて蒸し上げた同店の看板商品「御目出糖(おめでとう)」は、喫茶スペースではせいろで蒸したものをコースメニュー(1,650円)で提供。これまでは工場でしか食べられなかった蒸したての味を味わえるという。

 同店13代目当主の樋口喜之さんは「萬年堂のあんこと、銘菓『御目出糖』のおいしさを再認識してほしい、という思い入れは実現できていると思う。注文を受けてから練り上げる『あん蕨餅』はリピーターもできる人気メニュー」と話す。

 営業時間は11時~18時。喫茶スペースの利用は12時~17時。

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