アートイベント「GINZA ART WALK(ギンザ アート ウォーク)」が12月17日、銀座通り・晴海通りを中心としたエリアで始まる。
2011(平成23)年から冬に開催していたイルミネーションイベント「ヒカリミチ」が前身となる同イベント。今回は「銀座であいましょう。」をコンセプトに、初めてアートイベントとして開催。銀座通り一丁目から八丁目、晴海通り、数寄屋橋から銀座四丁目交差点付近に、花をモチーフとしたアート作品を展示する。主催は銀座通連合会、全銀座会と、銀座にショップを構えるラグジュアリーブランドから成る「ギンザ インターナショナル ラグジュアリー コミッティ」(GILC)。
作品展示は、「銀座の街を彩る!BANNER ART(バナーアート)」と「銀座の新たな魅力を発見!STREET ART(ストリートアート)」の2つのコンテンツを展開する。
「BANNER ART」では、「誰かに届けたい想(おも)い」をテーマに中央区立泰明小学校の児童が描いた花のイラストを街路灯のフラッグにして掲出する。SDGsの観点から、イベントの終了後はフラッグを回収し、エコバッグや文房具等にアップサイクルする。
「STREET ART」では、銀座の街中に設置されている「バス停」「ベンチ」「標識」「電話ボックス」「クリーンボックス」「街路灯」「仮囲い」などを、フラワーアートで装飾する。アートディレクションは安藤博文さん。フラワーアートには廃棄する花を活用するという。
GILC代表の三木均さんは「少しずつではあるが、街ににぎわいが戻ってきた。銀座を花で彩り皆さまをお待ちしている」と話す。
25日まで。