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銀座に「カフェダイニングボタリコ」 青果店運営でフードロスへの取り組みも

野菜や果物をふんだんに使った「カプレーゼ」と「野菜のグリル」

野菜や果物をふんだんに使った「カプレーゼ」と「野菜のグリル」

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 「cafe dining botarico(カフェ ダイニング ボタリコ)」(中央区銀座1)が4月1日、銀座にオープンした。

店舗内観

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 都内で都市型店舗の青果店「プチベール」を3店舗展開する「ミショウ光丸」(板橋区)が運営する同店。オリーブオイルなどを使った地中海料理をベースに、野菜や果物の本来の味を生かしたメニューを提供する。社長で店主の久保田匡さんは「青果店を10年やっているが、その中で感じたのが、若い人が野菜や果物のことを知らないことだった。もっと身近に、もっと本当のおいしさを知ってほしいという思いが、ボタリコを始めるきっかけになった」と話す。

 席数は41席。店内はアンティーク家具と約50鉢の観葉植物を配置した落ち着いた雰囲気で統一している。

 シェフはイタリア料理が専門の野村龍太さん。料理は、季節の野菜をグリルする「彩り野菜のグリル(10種の野菜のワンプレート)」(2,200円)、季節のフルーツとトマトにモッツアレラチーズと合わせた「フルーツトマトと果物のカプレーゼ」(1,380円~)、脂身が少ないグラスフェッド牛を使った「グラスフェットサーロインのタリアータ」(1,980円)などをそろえ、季節ごとに旬の食材を使う。

 ドリンクは生ビール(700円)やグラスワイン(680円)のほか、蜂蜜とワインを発酵させたアルコール飲料「ミード」(3種テイスティングセット=1,200円)などを用意する。

 フードロスに対する取り組みも積極的に行う。品質は良くても傷や形が悪いなどの理由で市場に流通しない野菜や果物を積極的に食材として使用するほか、希望する客は食べ切れなかった料理を持ち帰ることができるという。

 久保田さんは「八百屋のこだわりがぎゅっと詰まった店。この店をきっかけに野菜や果物に興味を持ってもらえたら」と話す。

 営業時間は11時30分~22時(金曜・土曜・祝日は23時まで)。ペット同伴可。

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