松屋銀座(中央区銀座3)地下2階の冷凍食品売り場「ギンザフローズングルメ」が7月5日、新商品を発売する。
同デパートで2022年8月にオープンし、銀座に店舗を構えるレストランの看板料理の冷凍食品など約55ブランド、350種類の商品を販売している同店。今回、浅草の老舗料理店や京都の料亭などの料理を冷凍食品に加工した14ブランドの約20品を新たに追加する。
オープン当初からある銀座の名店4店による冷凍食品ブランド「銀ぶらグルメ」に続き、「浅草グルメ」シリーズを展開。浅草にも店舗を構える同デパートが「浅草の食文化を全国へ発信したい」という思いからメニューを選び、商品化した。1905(明治38)年創業の馬肉料理専門店「桜なべ中江」の「桜なべ」(1人前=4,320円)、浅草で220年以上前から店を構えるウナギ料理専門店「駒形前川」の「うなぎ蒲焼(かばやき)」(同5,200円)、裏浅草に本店を構えるカレー専門店「スパイス スペース ウガ」の「キーマカレー」(2人前=2,700円)など、第1弾は3店舗の商品をそろえる。
1716年創業の京都の老舗料亭「京懐石 美濃吉本店 竹茂楼」の料理は4商品。京料理の代表的な食材のハモをスッポンのだし汁に合わせた「鱧鍋(はもなべ) すっぽんだし汁仕立て」(2人前=1万800円)、魚のすり身とスッポンの身を蒸し上げた「しんじょう椀(わん) すっぽんだし汁仕立て」(同7,020円)、骨切りをしたハモをふっくらと白焼きにした「鱧寿司(ずし)」(2人前=6,480円)、白焼きにしたウナギを約3時間炊き上げた「鰻(うなぎ)茶漬け」(2人前=6,480円)を用意する。
そのほか、銀座の串揚げ専門店「ぎんざ磯むら」の「ぎんざ磯むら 厳選串揚げ」(9本=2,970円)、群馬県高崎市のスパゲティ専門店「スパゲティー専科 はらっぱ」の「赤唐辛子とにんにくのトマトソーススパゲティ」(1人前=1,296円)、千葉県の中華料理店「幕張本郷 チャイナハウス 桂花楼」の「桂花餃子(ギョーザ)」(10個入り=1,923円)など、都内や全国の人気料理店の定番メニューを冷凍食品にした商品も販売する。
営業時間は10時~20時(日曜、連休最終日は19時30分まで)。