カウンター形式の日本料理店「北大路倶楽部(きたおおじくらぶ)」(中央区銀座8)が7月12日、オープンした。運営は大東企業(千代田区)。
同社は1927(昭和2)年に銀座で創業。和食を中心に29店舗を展開している。同店の店舗面積は18坪、席数はカウンターのみ10席。季節ごとにメニュー内容と料理人を入れ替えながら運営する。同社で経験を積んだ料理人のほか、社外からも銀座で創造力を発揮したいと志す料理人を募るという。
第1弾のメニューは、石垣牛を使った「肉割烹(かっぽう)」をテーマにした「おまかせ肉割烹コース」(1万6,500円)を用意。厚切りのヒレ肉を揚げた「和牛ヒレカツ」、麺状にカットした牛肉にハマグリのだしを合わせた「和牛そうめん」、昆布締めにしたボタンエビと牛肉を合わせ、別添えのキャビアをのせる「和牛巻き」などを含む11品のコースを提供する。同コースの期間は10月中旬まで。
同社北大路グループマネジャーの廣瀬進さんは「幻の和牛といわれている石垣牛をふんだんに使う。第2弾のメニュー開発も既にスタートしている。和食に縛られず、多岐にわたるジャンルに挑戦していく。季節ごとに新しい食体験と楽しさを届けたい」と話す。
コースは18時提供開始。土曜・日曜・祝日定休。予約はウェブサイトで受け付ける。