「沖縄美ら海水族館」を高精細ハイビジョン映像で再現-40回記念で

世界一のアクリルパネル水槽「黒潮の海」の様子を200インチの大スクリーンに再現。実物大のジンベエザメやマンタをハイビジョン映像で体感できる

世界一のアクリルパネル水槽「黒潮の海」の様子を200インチの大スクリーンに再現。実物大のジンベエザメやマンタをハイビジョン映像で体感できる

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 ソニービル(中央区銀座5、TEL 03-3573-2371)は7月29日より、ジンベエザメやマンタが見られる水族館として人気の「沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館」とのコラボイベント「40th Sony Aquarium 2007 ハイビジョン沖縄美ら海水族館」を開催している。

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 同ビルでは、数寄屋橋交差点に面した屋外イベントスペース「ソニースクエア」に大水槽を設置するのが毎年夏の恒例企画となっているが、1966年に始まった夏のイベントとして今年が40回目の節目となることから、ビル全館をあげてイベントを行う。

 今回は、同水族館の魚たちを撮影したハイビジョン映像を同ビル内で再現するもの。中でも注目を集めるのが、8階コミュニケーションゾーン「OPUS」で見ることができる沖縄美ら海水族館の大水槽「黒潮の海」を撮影したハイビジョン映像(約8分間)。ハイビジョンの4倍以上の高精細再生が可能なプロジェクターで、200インチの大スクリーンに実物大のジンベエザメやマンタが悠然と泳ぐ迫力ある姿を再現する。スクリーンには、水族館の水槽用パネルと同材質の「メタリクル樹脂」を使用。「さらにリアルな水族館の雰囲気を感じることができる」(同ビル担当者)という。

 一般公開に先駆けて行われた試写会に出席した同水族館の内田詮三館長は「(同水族館の大水槽の様子は)今まで何回も撮影されてきたが、今回の映像が一番素晴らしい」と太鼓判を押す。ソニー社内の撮影チームが同社業務用ハイビジョンカメラHDCAM SR「HDC-F950」を使って長期間にわたり撮影を行ったという。

 このほかにも、カクレクマノミやネムリブカなど沖縄美ら海水族館の色とりどりの熱帯魚のハイビジョン映像や参加型の企画などを各階で展開。また、同ビル恒例の大水槽展示も1階「ソニースクエア」で行われおり、沖縄慶良間諸島近海の熱帯魚40種、約1,500匹が大水槽を泳ぐ。「水槽ということで密度は高いが、沖縄と同じ魚たちがここにはいるのでぜひ沖縄の海を楽しんでほしい」(内田さん)とも。同水槽の水質管理や熱帯魚の給餌、メンテナンスは日本大学生物資源科学部の学生たちが行い、イベント終了後、魚は油壺マリンパークへ寄贈される。

 開催時間は11時~19時。入場無料。8月31日まで。

ソニービル

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