高級魚貝類の開発・貿易を手がけるゴダック(中央区築地6)は8月10日、銀座では初のワインディスペンサーによるスタンディングバー「GOSS(ゴス)」(中央区銀座3、TEL 03-3562-8025)をガス灯通り沿いにオープンした。
同店は、ワインとシャンパン専門のスタンディングスタイルバー。ワインは日替わりで24種類、シャンパンはグラスで2~3種類、ボトルで10種類を提供する。
同店は、「ラトゥール」「シャトーマルゴー」「オーパスワン」などのビンテージワインを20ミリリットルから味わうことができるワインディスペンサーシステムが特徴。あらかじめディスペンサー用プリペイドカードに1回2,000円以上、1,000円単位でチャージしておき、ワインのディスペンサーに挿入して3種類の分量から指定してボタンを押すと、必要量のワインがグラスに注がれるもの。同社レストラン事業部の橋本さんは「ホテルのラウンジで飲めば10万円以上はするようなラインのワインを、数千円で少量ずつ楽しんでもらえるのが魅力」と話す。
フードメニューは、同社が高級魚介類の貿易商であることからロシア産オシェトラキャビア(3,400円)、キャッツアイオイスター(800円)、アワビのココット焼き(2,400円)といったシーフード、フォアグラソテー(1,600円)、仔羊ロースト(2本・1,600円)など高級感のあるメニューをそろえる。
店舗面積は10坪で、スタンディングで20~25席。同社が8月15日に移転リニューアルオープンしたシーフードレストラン「KAZAN(カザン)」と隣接しており、ターゲットは「5年前にオープンした『KAZAN』と同様、20代以上の高級志向層」(橋本さん)を見込むという。
営業時間は17時~26時(土曜=14時~24時、日曜・祝日=14~22時)。