新商業ビル「マロニエゲート」、内部を披露-メンズショップも多彩に

内覧会を開催した新商業ビル「マロニエゲート」外観。夜には照明演出が行われる。

内覧会を開催した新商業ビル「マロニエゲート」外観。夜には照明演出が行われる。

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 9月1日にオープンする商業ビル「マロニエゲート」(中央区銀座2)の内覧会が8月30日に開催された。

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 同商業ビルのフロア構成は、地階~4階=ファッション・雑貨、5階~9階=東急ハンズ、10階~12階=レストランフロア。ファッション・雑貨では「ユナイテッドアローズ」が東東京エリア最大規模の236.5坪でメンズ・ウィメンズを展開、1階はアクセサリーやシューズなどを配置し、店内に地階と結ばれた階段を設けた。地階は、ウエアを中心に、和装やイギリス本国から什器を取り寄せショップインショップで、高級紳士靴「ジョン ロブ」を取り扱うなど高級感を打ち出す。ユナイテッドアローズのセレクト業態「オデット エ オディール」は都内最大面積店舗の旗艦店となり、高級感を強調したインテリアや品ぞろえで高額インポート商品なども取り扱う。

 2階=セレクトショップ「ローズバッド」のほか、「ヒステリックグラマー」がメンズ・レディス・キッズを取り扱う複合コンセプトストアを展開。3階=日本初出店となるセレクトショップ「イル カーネ アランチョ」がヨーロッパのブランドを中心としたウエアや有田焼食器、ステーショナリーやボディケア商品などを取りそろえるほか、売り場を4つに区切り、それぞれ異なるテーマでウエア・アクセサリーなどを紹介する「クルーン ア ソング」などが出店。4階=セレクトショップ「B’ 2nd」がイタリア時計ブランド「ヴァベーネ」を日本で初めてフルライン取り扱うほか、カフェとアイウェアのコラボショップ「コンソメ+カフェ・ヴォヤージュ」では、メガネができるのを待つ間カフェでくつろぐことができる。

 同ビル広報担当者によると、同ビルではメンズアイテムを取り扱うショップも多く出店しており、「レディスがメーンの銀座としては目新しい構成」という。

 5階~9階の東急ハンズは、フロアごとに情報発信コーナーを設けたほか、「銀座セレクト」コーナーを備え「商品を並べるだけではなく提案していく」(同店広報担当者)。5階では日本初上陸のフランスコスメティックブランドを2ブランド取り扱うほか、6階には記念日関連のアイテムを集めた初のコーナー「アニバーサリー・メメント」を、8階では販売しているキッチン道具を使ってデモンストレーションを行うキッチンスタジオ「フーディングラボ」を配し、10階は「トーキョー・エクスプローラー」として、双眼鏡や自転車など「東京を知る・遊ぶ・巡る」アイテムを集めた。東急ハンズ銀座店ではショッピングバッグの色を同社コーポレートカラーのグリーンから薄い色味のグリーンを用いたオリジナルのものを用意。落ち着いた色味の什器を採用、女性をメーンターゲットにしたフロアでは白を基調色に用いるなど配色にも気を配ったほか、既存店舗より広く取った動線や、商品配列の工夫などで他店との差別化を図る。

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