若手写真家がとらえた21世紀のニッポン展

©Yusuke Sato

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 ガーディアン・ガーデン(銀座7、TEL 03-5568-8818)は7月3日より、写真展「フォト・ドキュメンタリー『NIPPON』2006」展を開催する。

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 同展は、「若手写真家の目を通しどんな『NIPPON』が見えてくるのか模索する3年間の時限プロジェクト」で、2004年から行われ、今回で最終回を迎える。「社会の中にテーマや疑問を見つけ、自らの足で探し歩き、検証するように写真に収めた作品」を取り上げ、選ばれた5人の写真家の作品を各1週間ずつ展示するもの。

 1会期=7月3日から7月8日は奥山淳志さんの、新しく生まれ変わらざるを得ない地方の今をとらえた「Country Songs ここで生きている」、2会期=7月10日から7月15日は鷲尾和彦さんの、外国人旅行者専用簡易宿に現代ネットワーク社会の縮図を見た「極東ホテル」、3会期=7月18日から7月23日は佐藤祐介さんの、チラシを投函する孤独な作業の中で見いだした東京の街をとらえた「伝うだけの世界」、4会期=7月24日から7月29日は鈴木慎之介さんの、新盆(あらぼん)で祖母の家に集まった親戚たちを撮った「新盆」、5会期=7月31日から8月5日は山西英二さんの、開放日の米軍基地をとらえ、日本・米国、そして自分について考えた作品「アメリカ IN JAPAN」の展示を行う。同展について、広報担当者は「個人的表現とは違う、ジャーナリスティックな面で撮った作品なので、いろいろな方に見て理解していただけるのでは」と話している。

 また、選考会での座談会や、各展覧会初日に出品者と選考者の対談をウエブに掲載するほか、全3回で選ばれた作品を総括、写真集として11月に出版予定。開催時間は12時~19時まで(各最終日は17時まで)。8月5日まで。入場無料。各会期中無休。(写真=3会期目の佐藤さんの作品)©Yusuke Sato

ガーディアン・ガーデン

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