プランタン銀座(中央区銀座3、TEL 03-3567-0077)は11月20日より、6階「ギャルリィ・ドゥ・プランタン」で「シャガールとエコール・ド・パリの仲間たち展」を開催している。
20世紀前半のパリを舞台に活躍した異邦人たちにより生み出された豊かな芸術と文化の時代、そこで活躍した作家たちを「エコール・ド・パリ(パリ派)」と呼ぶ。会場では、代表的な作家で今年生誕120周年を迎えるシャガールの版画作品を中心に、藤田嗣治、ローランサン、ユトリロなどの作品約40点を紹介する。
マルク・シャガール作「ベルシー波止場」リトグラフ(38.1×46.4センチ、1,312,500円)、藤田嗣治作「パンを持つ少女」リトグラフ(44×25センチ、1,575,000円)などの販売も行う。
同ギャラリー担当者は「故郷を離れ異国の空の下に暮らした彼らの作品は、時には深い哀愁が漂い、またどこまでも広がる夢や希望があふれている。彼らが感じ描き出したパリの空気を、ぜひ体感してほしい」と話す。
11月26日まで。