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雇われから昨年独立-銀座のクラブママが開店1年目を振り返る

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雇われから昨年独立-銀座のクラブママが開店1年目を振り返る

11月17日に1周年を迎えた「Social Salon 銀ママ」外観。2店舗目出店も視野に入れる。

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 銀座の雇われママが開店準備から17日間という異例の早さでオープンにこぎ着けた自身の店「Social Salon 銀ママ」(中央区銀座8、TEL 03-3573-0188)が11月17日、1周年を迎えた。

 「銀座5丁目と8丁目では商圏が違う。前の店のビジネスモデルを当てはめたのが誤算だった」と話し始めたのは、雇われママから店を持つ銀座のママとなる過程をブログで綴ったハンドルネーム「銀ママ」さん。

 銀ママさんは店舗開発などに携わり、取締役も務めた豊富なビジネス経験を持つ。自身の店をオープンして当初の2カ月間は好調だったがその後客足が遠のいてしまい、店のビジネスモデルを考え直したという。以前はハウスボトルがメーンだったが「自分の好きなおいしいお酒を飲んでいただきたい」と、顧客の要望でラフロイグ、タリスカ、ボウモアやバランタインのウイスキー、焼酎「鳥飼」「佐藤 黒」などを用意し、ほとんどのボトルを1万円で提供することにした。

 新しく入った女性スタッフに、銀座のクラブで通常行われている顧客との距離の取り方を指導するなど、以前行っていなかったことを取り入れ経営改善を行うことで客足を戻した。銀ママさん自身も「意を決して」顧客に連絡を取ったところ、「オープンから心配して下さっていた方が『そろそろ出番がやって来ましたね』と頻繁に訪れて下さるようになった」という。

 同店を訪れる客はほとんどが紹介。さまざまな企業で勤務した銀ママさんは、顧客とともに来店した人を知っていることも多く、「面接を受けた会社でお会いした方がお客でいらした。わたしは覚えていてすぐ気が付いたのだけれどお客さまは覚えていらっしゃらず、最後まで『あんなに話を作るのがうまい人初めて』と仰っていた。後日、『本当に面接でお会いしたんですよ。事業開発したかったです』とご連絡したところ、やっと信じていただけた」というエピソードも。イランで幼少期を過ごした銀ママさんと同時期にイランで仕事をしていた顧客や、香港勤務時代の知人が共通の知り合いだった顧客など、「いい出会いが多い。いろいろなことに手を付けてきたからいろいろなストーリーがある」とほほ笑む。

 この1年で女性スタッフは入れ替わり、現在では約10人が勤務。「試着が大嫌い」な銀ママさんを試着させることに成功、お直しまで「一生懸命対応してくれた」のがきっかけでスカウト、入店した女性や「偶然ママのブログを見つけ、この人の下で働きたいと思った」という女性など個性豊かなスタッフがそろう。以前は名前の頭文字だけで女性陣をブログに登場させていたが、名前を載せるようにしたところ「お客さまからご好評いただいている」という。

 「1人じゃ何もできなかった」と銀ママさんは1年を振り返る。「1年間でたくさん学んだ。店も成長したと思う。お客さまにお祝いしてもらうよりは自分からありがとうと言うのが素直な気持ち」と1周年パーティーなどは行わず、毛筆で「感謝」と書いた封筒に図書券を入れて贈った。1年間自身の店を持つ銀座のママとして銀座を見た感想を「ミクロの視点では景気が戻ってきているように感じる。人も戻ってきていると思うがすべての店という訳ではない」と話し、「来年には2店舗目の出店も視野に入れている」と抱負を語った。

 営業時間は19時30分~23時30分ラストオーダー。土曜・日曜・祝日休。

銀座の隠れ家「銀ママ」銀座のママのモノローグ銀座の雇われママが自分の店を持つまでの過程をブログで発信(銀座経済新聞)

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