プランタン銀座（中央区銀座3、TEL 03-3567-0077）は12月4日、2008年の福袋下見会を開いた。

　下見会では来年発売予定の福袋約100種類をそろえ、各売り場の担当者が企画した福袋のプレゼンテーションを経営陣に行い、「今年らしさ」「お買い得感」があり「クオリティー」を認められた福袋だけが初売りの1月2日に店頭に並ぶ。

　目玉福袋の一つは、「新銀ブラ・ストリート福袋」（21,000円＝3種類各20点）。同店の若手女性バイヤー5人が街を歩き回り、「マロニエ通りを歩くのにふさわしい格好」（同店）を徹底研究したというミニ丈ワンピースやブーティーなどのトレンドアイテムをセットした「女友だちと銀ブラするマロニエ通り・編」のほか、ファー付き白コートやリボン付きブーツなどやわらかい色合いのデートスタイル「彼と銀ブラする銀座中央通り・編」、ノースリーブワンピースやパール調ネックレスなどエレガンスさを演出したお嬢様スタイル「ママと銀ブラする並木通り・編」の3種類を用意した。

　もう一つの目玉福袋は「GINZA大人カジュアルを選べroom」（10,500円＝50点）。売り場に設置された「room」で、コート、ワンピース、トップス、ボトムス、アクセサリー（各1点ずつ）を選びコーディネートするもので、中身の分からない従来の福袋と違い自分で選べるのが特徴。当日は整理券を配布し、入室できるのは1回限定25人（2回実施）。制限時間は20分（試着時間込み、会計時間は別）。下見会当日は、レディスブランドの「セシルマクビー」「シャインビーモデル」やアクセサリーブランド「ジャグラブティック」の店長がモデルとして登場し、婦人服売り場のバイヤーがプレゼンテーションを行った。

　そのほか、フランス人作家版画３点セット「リトグラフ3点セット」（100万円＝1点）や着物や帯などが入った「はんなり着物福袋」（10,500円＝30点）、フランス・イタリア・スペイン・ドイツ・ブルガリア・チリ・アルゼンチン・オーストラリの8カ国の赤ワイン12本を詰め合わせた「ワールドワイン福袋」（10,500円＝80点）も用意された。

　福袋の目標販売総数は20,000袋で、売上は前年比130％を目指すという。同店の金子光正店長は「来年25周年を迎えるにあたって大切なスタートを切りたい。たくさんの数をそろえて売るというより、1つの福袋にストーリーをもたせ商品の完成度を上げていきたい」と抱負を語った。

　初売りは1月2日、8時30分から。

プランタン銀座