アワーグラス銀座店（中央区銀座8、TEL 03-5537-7888）は7月15日から、フェア「オーデマ ピゲ超絶複雑時計フェア＜ザ・コンプリケーション＞」を開催する。

　同ブランドは1875年の創業以来、1度も創業家族の手を離れたことがない最も歴史の長い時計メーカーで、「トゥールビヨン（機械式時計の機構の1つで、時計を狂わせる原因になる重力の影響を避けるために、秒を刻む部分自体が回転するもの）付き手巻き時計」や、「世界最小永久カレンダー付手巻き時計」を製作するなど、「複雑時計」で知られる。

　同フェアでは3年で2本しか製作されない「ジュール・オーデマ グランコンプリカシオン（7千35万円）」のほか、「時計史上最も製作が困難だといわれる」複雑時計機構を搭載した腕時計の現行品全タイプ約120点を展示。「通常では目にすることのできない機構や、耳にすることのできない繊細なミニッツリピーター（ボタンを押すとその時刻を教えてくれる仕組み）の音などを堪能してほしい」（同店セールスマネージャー）という。

　同店の店舗面積は約60坪で、VIPルームを備え15ブランドの時計を取り扱う。同店は日本1号店で、本部はシンガポールにある。本部では25年以上スイス本国と直接ビジネスをしており「そのため新作や珍しい時計を取り扱える」（セールスマネージャー）という。

　営業時間は11時～20時。日曜・祝日は19時まで。フェアは7月30日まで。無休。