ギンザコマツビル（中央区銀座6）1階・ブルガリ跡に1月2日にオープンした期間限定ショップ「H.P FRANCE（アッシュ・ペー・フランス）」が3月31日、閉店を迎える。同ビルは建て替えに伴い今春に解体工事を行うため、入居するすべてのテナントが撤退する。

　同ショップでは、昨年10月まで同ビル裏手で展開していたフランスのユニセックスブランド「JAQUES LE CORRE（ジャック ル コー）」を展開。バッグを中心に靴、帽子などを扱い、数種類の素材やカラーバリエーションが楽しめる「リスボン」シリーズのバッグ（牛皮エナメル、小＝94,500円、大＝105,000円）などが、エディターや男性に人気があるという。同店入り口にはフランス人立体造形家のアンテ・ヴォジュノヴィックさん作の人造大理石製の「テーブル」（250万円）と「ベンチ」（75万円）を展示し、販売も行う。

　客層は20代～60代の女性や、ファッション感度の高い男性など。銀座中央通りに面する立地柄、2月には旧正月を迎えたアジアからの観光客や、今月にはジャパンファッションウィークを目的に来日した欧州からの関係者なども多く来店するという。

　同ショップ照井店長は「銀座の客層やニーズにマッチし、リピーターが多く、お客さまの反応がとても良かった」と話す。今後の銀座での展開は、松屋銀座（中央区銀座3）2階に2月29日にオープンしたセレクトショップ「H.P FRANCE Galerie（ギャラリー）」で行う。

　営業時間は11時～20時。3月31日まで。

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