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11会場で「大銀座落語祭」-ベテラン噺家、コメディアン300人出演

世話役「六人の会」のメンバー

世話役「六人の会」のメンバー

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 今年で5回目を迎える落語イベント「大銀座落語祭2008『落語の明日』」が7月17日~21日、銀座周辺の11会場で開催される。

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 同イベントは、春風亭小朝さん・笑福亭鶴瓶さん・林家正蔵さん・春風亭昇太さん・立川志の輔さん・柳家花緑さんで結成する世話役「六人の会」が落語の継承と普及を目指し行ってきた活動が認められ、「芸術団体人材育成支援事業」の一環として文化庁支援、全銀座会の協力を得て2004年より実施されている。

 昨年は総勢400人の大所帯の噺家やゲストが参加し、過去には最大5万人の観客を動員するほどの規模となり、落語界の最大イベントとして注目されるようになった。上方落語の関東での上演数の増加や、関西で戦後60年ぶりに復活する定席「天満天神繁昌亭」の開席、東西一丸となった落語の普及により、「落語に触れ親しむ老若男女が近年増えてきた」(同実行委員)という。

 5回目という一区切りを迎えた今回、これまでの活動の集大成として「落語の明日」をテーマに、若手噺家を中心に、桂三枝さん・桂文珍さん・柳家小三治さんなどのベテラン噺家で脇を固めた。また、コント赤信号のメンバー3人やコロッケさん、清水ミチコさんなどのコメディアンも出演。総勢300人が参加し、古典落語から新作落語、ミュージカル落語、落語演劇など「話芸」を堪能する演目を用意する。そのほか、事前応募による「子ども寄席」「手話の落語会」「外国語落語」なども開催。

 会場は、銀座ブロッサム中央会館、新橋演舞場、博品館劇場、時事通信ホール、JUJIYAホール、よみうりホール、銀座小劇場、銀座みゆき館劇場、コミュニティゾーンOPUS、教文館ウェンライトホール。チケットの販売は6月1日より。

高崎「まちなか寄席」に噺家70人-オールアバウト・落語ガイドが企画(高崎前橋経済新聞)関西の若手落語家5人、秋田のジャズ・ワインバーで寄席(秋田経済新聞)笑福亭鶴瓶さん、下北沢で「落語のお稽古」-銀瓶さん招く(下北沢経済新聞)天満天神繁昌亭、開席1周年-地元への波及効果も(梅田経済新聞)大銀座落語祭2008

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