銀座5丁目から8丁目に位置する27の画廊が、夕方から夜にかけて開廊する「画廊の夜会」が5月30日に開催された。
仕事帰りにゆったりと美術鑑賞を行ってもらおうと2004年から開催された同会は、今年で4回目。相模屋美術店、ギャラリーうちやま、ギャルリーためなが、ジャンセンギャラリー、飯田画廊、資生堂ギャラリー、MEGUMI OGITA Galleryなどが参加し、17時~21時、各店で用意した企画で参加客をもてなした。昨年までは秋に実施されていたが、今年は初夏を感じるこの季節に行い、目印として各店の軒下や看板などに「提灯」を飾り、祭り気分も演出した。
ただ、時間内に全画廊を巡るのは難しいことから、「気分はPOPコース」「じっくりタブローコース」「人物画大好きコース」「立体・陶芸を楽しむならコース」「風景画七変化コース」など、展示内容別に画廊をセレクトした5コースを紹介し、行く先々で画廊マップを手に廻る人が見られた。また、「前回の数倍の来場者があって驚いた」と話す画廊もあった。
同会事務局担当者は「取り扱う作品やジャンルや組織を超えて結集した、画廊と街をつなぐ銀座の街のイベントで、今年は前回以上に多くの人が訪れていることを実感できた」と話す。来年の開催は初夏を予定する。
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