30種類の印画紙から選ぶ-ライカ銀座店でプロが写真プリント

印画紙の説明をする久保元幸さん

印画紙の説明をする久保元幸さん

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 今春オープンしたライカ銀座店(中央区銀座6、TEL 03-6215-7070)は毎週土曜、写真プリントサービス「プレミアムプリント(白黒プリント)サービス」を行っている。

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 同サービスは、オープン日となる今年4月22日から実施しているもので、長年広告写真のプリントや美術館の収蔵プリントなどを手掛けている久保元幸さん(写真)とのタイアップにより、通常はプロの写真プリントを手掛ける久保さんが、アマチュアの写真プリントを手掛けるもの。

 店頭では、利用者との会話を通して久保さんが約30種類の印画紙サンプルからその写真に合った印画紙を選び、「ライツ・フォコマート(引き伸ばし機)」でプリントを行う。仕上がりは早いもので約1週間。仕上がりも久保さんと共に確認ができ、プリントの端に「Leica」のロゴが入る。

 久保さんは、「撮影者とプリンターのイメージが重なったほうが良いものができる。好みがわかってそこまで踏み込めれば最高」とし、「自分で写真を選ばずに、いろいろ持って来て頂ければ」と話している。久保さんの推奨は「拡大のベタ焼き(ベタ焼き=コンタクトプリント)」で、「展覧会などではよくあるが、プライベートですることに意義がある。思い出を記憶するという写真の原点。写真と写真の間の時間の流れが見えるのも良い」という。

 同店ではほかにも、ポートフォリオボックスの提案や、額装、写真集作成についてなど、プリントに関連する相談も受け付けている。また、ライカの各種限定モデルの販売や、さまざまなオプションを組み合わせて「ライカM型」をカスタマイズできる「ライカ アラカルト」をオーダーすることも可能。このサービスには約4,000種類のバリエーションがあり、サインを刻印して世界に1つだけのライカを作ることもできる。

 久保さんのプレミアムプリントサービスは毎週土曜の11時~12時、13時~16時に行われる。要予約。

ライカカメラ

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