フェアトレード商品のセレクトショップ-有楽町マルイに期間限定出店

季節的に「もうひとつのハッピーを届けよう」をクリスマスコンセプトに据え、パーティーシーンにも重宝するファッション小物やインパクトのあるフェアトレード商品を取りそろえた

季節的に「もうひとつのハッピーを届けよう」をクリスマスコンセプトに据え、パーティーシーンにも重宝するファッション小物やインパクトのあるフェアトレード商品を取りそろえた

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 有楽町マルイ(千代田区有楽町2、TEL 03-3212-0101)1階カレンダリウムに12月1日より、フェアトレードのセレクトショップ「LOVE & SENSE(ラブ・アンド・センス)」が期間限定でオープンしている。運営はフェアトレードを核とする事業を行う福市(大阪市)。

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 同社は、グローバル化が引き起こす南北格差や環境、貧困などの問題に関心を持ち「進む温暖化は無計画な森林伐採もひとつの原因。ただ単にその人たちを責めるのではなく、なぜその人たちがそのようなことをしなければいけないのか、森林伐採をしなくてもすむような仕事の機会をつくることに自分たちがわずかでもサポートすることができるのでは」(同社の高津玉枝社長)と3人の女性が立ち上がり2006年に設立。「作る人も、買う人も、みんなにハッピー(福)が届く市場」をコンセプトに事業を展開する。

 同店の展開は今回で3回目。4月に出店した表参道ヒルズでの反応も良く、「ファッション関係の集まる街、青山では思った以上に関心が高かった」(同)という。今回の出店では、「もうひとつのハッピーを届けよう」をクリスマスコンセプトに据え、「デザイン、品質、背景を吟味し、パーティーにぴったりなファッション小物やインパクトのあるフェアトレード商品などを取りそろえる」(同社)という。

 売れ筋商品は、缶ジュースのプルタブをリサイクルしブラジルの工芸団体が編んで作った「プルタブバッグ ショルダータイプ」(25,600円)、今回のためにベトナムから取り寄せた「ボンボンマフラー」(3,800円)、ネパールで作られたフェルトを日本でデザインした「フェルトアクセサリー」(3,800円)など。そのほか、簡易包装を心がけタイから取り寄せた白の手すきの包装紙を用いる。

 オープン後の反応は、午前中に主婦の姿が目立ち、アフターファイブは近隣で仕事をする女性が多いという。同社長は「ファッションや買い物は楽しく文化的なもの。しかし、時にはどんな人がどんな環境で作っているのだろうと世界に思いをはせたり、世界で起きているさまざまな問題の一部が自分たちと関係していることを考える機会になればうれしい」と話す。

 営業時間は11時~20時30分。今月14日まで。

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