銀座・伊東屋(中央区銀座2、TEL 03-3561-8311)9階ギャラリーで8月23日より「建築パース2006展」が開催される。
同展は、国内唯一のプロ建築パース作家集団、日本アーキテキチュラル・レンダラーズ協会(JARA)が発足して以来毎年開催されているもので、今年で26回目を数える。今年は会員のパース作品、スケッチ&フリーカテゴリー作品、海外作家によるパース作品を約80点展示。
パースとは「建築予想図」を意味し、未完の建物や空間の質感、雰囲気も含めて緻密に表現したもの。一般的には新聞の広告などで多く見られる。
「パースというものはほとんどがCGで制作されているものだが、今年は手描きの作品が多いように見受けられる」(同協会広報担当者)という会員の作品、風景スケッチやボタニカルアートや写真をデジタルリタッチ処理した「デジタルスケッチ」などを含む「スケッチ&フリーカテゴリー作品」、米国、韓国、オーストラリアのレンダラー協会の会員作品約20点も展示する。