ユナイテッドアローズ(本社=渋谷区)は9月9日、有楽町西武(千代田区有楽町1、TEL 03-3286-0111)ファッション館3階に「BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ、以下=B&Y)有楽町店」をオープンする。
店舗面積は64.1坪。「精神的な『美しさ』そして『若さ』の永続」がテーマで、カジュアル商材を中心に、ドレスやデザイナーズウエアから生活雑貨までを取り揃え、品揃えを拡充。「ライフスタイル全般でこだわりを持って洋服を楽しむお客さまに向け、UAの考える『次世代の価値観(Beauty&Youth)』の提案を行っていく」(同社広報部)という。同店は「B&Y」業態1号店となる。
有楽町西武リニューアルに伴い移転する「ユナイテッドアローズ 有楽町店」はB&Yと同フロアに位置し、面積は128.2坪。「豊かさ・上質感」をキーワードに、従来のクロージングから、大人のためのスポースウエア、ウィークエンドウエア、生活雑貨まで品揃えを拡げ、また、サイズスペックの見直しやサイズバリエーションの充実を図る。
1989年10月に設立の同社は1990年7月、「ユナイテッドアローズ」の1号店(=現在は「渋谷 明治通り店」)をオープン。2006年1月末時点で23店舗、売上高約300億円と成長を遂げたが、「業容の拡大とともに、顧客の年齢・嗜好・価値観などが年々多様化し、すべての顧客に最大限のご満足を提供するためには現在のストアブランドの再構築が不可欠」との理由からリブランディングを行い、2006年秋の新規出店から「B&Y」と「UA」、2つのストアブランドに分け、「B&Y」は長期的に48店舗、「UA」は24店舗出店し、売上高600億円規模の事業を目指すという。