藤田観光(本社=文京区)は10月17日、「銀座ワシントンホテル」(中央区銀座7、TEL 03-6686-1000=9月1日開通)を開業する。場所は、ライオン銀座7丁目店裏、交詢通り沿い。
延床面積は7,498平米で、客室数は270室。内装コンセプトは「エレガント・フレンチ・シック」で、セミダブルサイズのベッドを設置したスタンダードフロア、フローリング仕様(一部客室)でセキュリティーエレベーターシステムにより宿泊者以外の立ち入りを制限するレディースフロア、パソコン一体型のテレビや携帯電話充電プラグ、ズボンプレッサー、マッサージチェア(一部客室)を備えたエグゼクティブフロアの3つのフロアコンセプトで展開し、各コンセプトに合わせたアメニティが各室に用意される。ハンデキャッパーズルームも完備。
同ホテルは、「ワンランク上のワシントンホテル」(同社)を目指し、従来よりも広々とした客室スペース(シングル15~22平米)と、客室内でホテル内外の店舗、街情報などをチェックできるサイバーコンシェルジュシステム、自動チェックイン、チェックアウトシステムや、無料の飲み物やインターネット接続環境を備える宿泊者専用ラウンジなど、「従来のチェーンホテルにはない初めてのものや最新の設備を備えた」(同社広報担当者)という。
同広報担当者は銀座開業について、「ワシントンホテルチェーンの高規格最新モデルとして、今後の首都圏展開の礎としたい」と話している。